どうも。世界のうりだです。
せっかく自分に合った職場だと思っても、ワンクール(一般的には3ヶ月)で配置換えさせられてしまう、という方は必読です!
自分ではよかれと思っているふるまいでも、それを先方が求めていないことだったら、意味がありません。
派遣社員として必要なスキルと、自社で必要なスキルが、必ずしも一緒とは限りません。
気に入った派遣先で生き残るには、明確なコツがあったのです!?
派遣社員として生き残るコツ
私は前の職場で、17年間も従事していました。なぜここまで残れたのか、自分でも不思議です。
2000年代は、他社に放逐(出向)させられていたため、自社とはほとんど関わりがありませんでした。
当時の内容は拙著「実録! 半生をムダにしたIT社員の回顧録」にて、詳細に書かせてもらいました。
直属の上司より、上司の上司
当時は、自分が仕事ができた自覚がありました。しかし、それが錯覚だったことに気づきました。
私はただ、その場に適応できただけでした。
適応するのに必要なのは、ちょっとしたコツがわかる能力だけです。
私の直属の上司
単刀直入に申し上げます。
直属の上司の能力が自分よりも低ければ、職場に残れます。
職場での出世においては、常識やコミュニケーション能力(コミュ力)が重視されます。
ひどいところですと、「黒いものでも、上司が白と言ったら白いんだ!」という文化のある職場も、あると聞いています。特に学問の世界では、こういうことが顕著だそうです。
これに従える人(スキル)が、社内での出世を実現できます。
しかし、私のような派遣においては、常識やコミュ力だけでは生き残れません。
派遣にとっては、常識やコミュ力よりも、「結果を出すこと」が重視されます。
私の上司は残念ながら、超常識人でした。おかげで、当時ハチャメチャだった私が生き残れたというのは、皮肉なものです。
一流企業は、社員としてではなく顧客として!?
一流企業に入社するのは、かなりハードルが高いです。
学歴が必要なのはもちろん、入社にあたってモチベーションを示さなければなりません。
学歴も無くて、その上「働きたくない」というネガティブが”根っこ”にある私には、どだい無理な話です。
上記のような高いハードルを越えられるエリートは、ごく少数です。でも一流企業には、仕事があふれています。少数精鋭では、とてもこなしきることはできません。
そこで一流企業に必要になってくるのが、【派遣社員】です。
つまり一流企業とは、派遣社員がいる前提で仕事を獲得しています。
一流企業社員のリスク
また、一流企業は懲罰が明確です。社員には圧倒的な権限や影響力が付きまといます。
なにかミスをしてしまうと、社員自身で責任を負わされます。
私は、一流企業社員が責任を負わされた事象を目の当たりにしました。
その私から言わせれば、こんなリスクは絶対に取るべきではありません!!
そのリスクを負った上での、社員の好待遇というのはありますが。
総括すると、一流企業で仕事をしたいと思うなら、社員として所属するのではなく、派遣社員として潜り込む方をおすすめします。
自社の役割
顧客となった一流企業(派遣先)に配属されれば、原則自社とは関わりがなくなります。
自社としては、厄介者だった社員の面倒を見る必要がなくなるため、それだけで重宝されます(笑)
謝罪させない
派遣社員は、自社の目の届かないところで、ミスを犯します。
すると一流企業は、自社に対して「報告」という名の謝罪をさせられます。
「チッ、また報告かよ。ホント使えないやつだな!」
謝罪の回数が多いと、自社でもコスパに見合わないと判断されます。評価なんて、上がるはずありません。
もし現在の派遣先に残りたいと思うなら、謝罪の回数を減らす必要があるわけです。
謝罪の回数を減らす方法
「お前にはココで生きていくしか、道はないんだ!」
全員にそう思わせれば、嫌でも残されます。
こうなれば、あなたにはある程度の自由が許されます。派遣先とあなたの間で、いわゆる「Win & Win」の関係が築けるのです。
この関係さえ築ければ、たとえミス(程度にもよりますが)があっても、先述したような自社に報告を求められるということが無くなります。
まとめ
最近は、同じ仕事を続けられる状況は少ないのでしょうか?
派遣法の改正により、長く続けさせられなくなったと言われています。とはいえ、法律自体が”ザル”過ぎて、状況は変わらないということも聞いています。
常に不利な条件で働かせられる派遣社員は、一時的な退避場所としては今後も必要でしょう。
「自分には、頭脳もモチベーションも無い…」と、端から経営者や個人事業をあきらめさせてしまう【日本人的思考】を払しょくするには、教育から変えていく必要があります。
いい職場環境に出会えることをお祈りしています。
今回は、
- 派遣社員として生き残るコツ
- 派遣元として送り出す自社の役割
について、書いてみしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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