どうも。世界のうりだです。
寒い日が続きますが、みなさんにおかれては体調はどうでしょうか。
寒さを紛らわすためなのか、先般の国会では「桜を見る会」について、野党の追及が延々と続きました。
「国権の最高機関が、こんなことやってていいの?」と思ったので、取り上げてみました。
「桜を見る会」の本質
花見はかつて「梅見」の方がメジャーだったみたいですね。
梅だと、2月から咲き出すでしょうか。
花の色といい、形といい、付き方といい、枝ぶりといい。「侘び」をめでる日本人には、梅はぴったりの見栄えでしょう。
それがいつしか桜がメジャーになりました。春分過ぎから暖かくなってきて、外に出たついでと言ったら、寒い時期の梅よりも都合がいいのがわかります。
気候に加え「ソメイヨシノ」が全国に普及したことで、それは確固たるものになったのでしょう。
さて、今回取り上げた「桜を見る会」の主旨とは何でしょう。それは、
国民がときの総理大臣に会える。
この一点かと思います。
「○○ちゃん、こないだ総理に会ってきたんだって?!」
「そうなのよ。ほら、コレ見てよ!」
「わー、ホントだー!すごーい!!」
我々一般人が総理大臣に会える機会なんて、滅多にないですからね。総理と写真を撮れるというのは、今生における一大イベントでしょう。それができない人にとっては、身近に会えた人がいるだけで喜ばしいのです。
天皇陛下にお会いできる園遊会に招かれればうれしいでしょう。
国民にとってはいずれも「名誉にあずかった」として、自家の後世に語り継いでもいいでしょう。
残念ながら来年は、その一大イベントが開催されないようです。今国会の実績は「国民から楽しみを奪っただけ」と、相成りました。
「倒閣」だけで一致する野党
この事案を焚きつけたのは、あの「日本共産党」ですよ!?
国会では反対しかできず、なにか存在感を示すことができるネタはないかと、始終七転八倒しているはずです。
そうした中、ダメモトで突きつけた「とんでも質問」が、なぜかヒットしてしまいました。
世界から排斥してしかるべきイデオロギーをかかげる共産党に踊らされてしまう国会議員が、現野党勢力の多数を占めているのです。次回の選挙で「しかるべき結果」を突きつけたくなるのは、私だけでしょうか。
最終目標が「倒閣」で一致していること以外はバラバラの現野党に、政権は渡せません。
費用が高すぎるとか、参加者名簿を出せとか、ふるまわれたのが高級寿司だったとか、会費が安すぎるだとか、招待者に詐欺企業の代表がいただとか。ネタとしてワイドショーや週刊誌を喜ばせるだけの事象であることは明白でしょう。
追及する現野党所属議員のみなさんも、主催側だったことがあるのです。状況としては「同じようなもん」だった。いや、今年より過剰だった疑念すら出てきました。
テレビで取り上げられることにより、日本人特有の「過剰な横並び志向」で、世論がミスリードされていきます。この「桜を見る会」においては、「思考停止」「国益無視」を狙っているのでしょう。
「桜を見る会」なんて、ずいぶん以前から開催されていたようです。ひょっとしたら、今までも疑問視した国会質問や報道もあったかもしれません。
ここまでクローズアップしたのが「今」であることに、意味がありそうです。
11月8日に参議院議員予算委員会で共産党の田村智子議員が「桜を見る会」を取り上げた時にこれを報じたのは、NHKニュースウォッチ9、TBS、翌日の朝日新聞だった。(中略)
月刊Hanada 2月号「桜を見る会と愛子天皇」(小川榮太郎)より
これらのメディアは、実は次に見る女性天皇論誘導の旗振り役でもある--これは偶然なのか?
メディアによる世論誘導が完成した暁に待ち受けている、ある謀略を懸念する意見がありました。
最終目標は”愛子天皇”?!
令和改元となった5月、にわかにテレビ、新聞では「女性天皇・女系天皇」の議論が急浮上していました。
意図的に仕掛けている人たちが存在する。
月刊Hanada 2月号「桜を見る会と愛子天皇」(小川榮太郎)より
しかもそれが誰かははっきり指摘できるのである。
NHKと朝日新聞社である。
5月の改元直後に発売された『週刊朝日』の「令和改元記念号」の表紙を見ていただきたい。
今上天皇皇后両陛下の大写しのお写真の上に掲げられた見出しは、新天皇に関するものではない。驚くべきことに、『”愛子天皇”が急浮上 秋篠宮「即位拒否」』となっているのである。
不穏な見出しと断ぜざるを得ない。
記念すべき即位号が、新天皇についての見出しではなく、次の天皇というだけでも異常である。(中略)
そして、おりしも即位前夜の4月30日に放送されたNHKスペシャル「日本人と天皇」においても、冒頭4分弱のプロローグのなかで、「女性天皇を認めても良いのではないか」という三笠宮崇仁親王による意見書が見つかった旨を紹介し、画像には大きく「女性天皇」と映し出されている。
彼らの倫理観は、一体どうなっているのでしょうか。残念ながら、倫理で片づけることはできないようです。なぜならこれは、確固とした戦略だったからです。
森友・加計事件を主導したのが、朝日新聞とNHKだったことを思い出してほしい。
月刊Hanada 2月号「桜を見る会と愛子天皇」(小川榮太郎)より
そこに「愛子天皇」キャンペーンが令和改元とともに、朝日新聞社、NHKから始まったことを重ねてほしい。
そのうえで、「桜を見る会」騒動が共産党の追及に端を発し、それを真っ先に報じたのがNHKと朝日新聞とTBSだったことと、私(小川氏)の「桜を見る会」「伊藤詩織論」ツイートに対する見事な組織統制を突き合わせてみてほしい。
共産党、立憲民主党、NHK、朝日新聞、テレビ朝日、TBS、共同通信、時事通信の上層部は明らかに共闘ないし呼応しており、天皇制は会、安倍非難、伊藤詩織事件は同一の司令塔を持ち、ネット上でも統制、誘導が着々と進んでいるということだ。
秋篠宮皇嗣殿下が「即位拒否」されても、悠仁親王殿下がいらっしゃいます。というか、次の天皇は悠仁親王殿下で確定でしょう。
これを本気で覆そうと各メディア、左派政党が画策していることを、小川榮太郎氏が身をもって感じられています。
まとめ
残念ながら議員を選んでいるのは、我々国民です。議員の質を上げるには、選挙での意思表示が必要です。
少なくとも、今年悪い意味で名をとどろかせた「とんでも議員」たちには、全員退場願いたいところです。
来年の桜を見る頃には、まっとうな議論がなされる国会であることを祈っています。
一方、メディアの世論誘導は止まらないと思われますので、我々受け手側が引き続き監視していくことが必要でしょう。
「友人の友人がア○カイダ総理と写真撮影」という体験ができる日が、私にも来るでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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